生地によってパターンを変える
伸縮性のあるニット地と特に伸縮性のない布帛とではパターンが違う、同じパターンでは縫えないというのは良く知られているところだと思う。でも実は布帛でも、生地によっては同じパターンでは縫えない、着心地がまるで違うということは往々にしてありえます。
私が独身の頃勤めてた会社は主に、てろんとしたファイユを使ったブラウス&シャツを作ってた。帝人のファイユを使っていたのだけども、これはそんなに薄くないのに柔らかくて肌触りの良い生地だった。
でも。この生地でつくったときにはほどよくゆとりがあってほどよくフィットしてすごく着やすいのに、同じパターンを使ってちょっと張りのあるような綿、もしくは綿ライクな生地で作ったら。
ちょっとこれ、全然ゆとりが入ってないんじゃないの!?と思ってしまうような着心地になってしまったことがある。
上がり寸法は全く同じ、決して縫い縮んだりなどしてないのに。
冬場に生地の厚い、メルトンだとかモッサなどでコートを作る場合、厚みに取られて内寸が小さくなってしまうから、厚み分をパターンに加えるべし、というのも割りと良く知られてはいると思うけれど。
伸縮するとか、厚い、以外にもゆとりの分量を変えないといけない生地って実は結構あったりする。
今回縫ってた2本のパンツの生地もそう。先生がこれと同じものを、といってお持ちになったサンプルパンツの生地はしゃり感はあるものの、割合落ちのいい柔らかめの生地。
対して、この生地でとお持ちになった2枚のうち、一枚はよく似た質感の柔らかめの生地だったので全く同じゆとりでパターンも作って、縫った。でももう1枚はなんと合皮(^^;)
基布はけっこう伸縮するニット地、その上にポリウレタン(たぶん^^;)を張って皮の質感を出した生地。基布がニットなので、思ったよりは伸縮性があったけどサンプルパンツやもう1枚の生地に比べると「硬い」感じは否めない。
ということで少し大きめ、つまりゆとりを多めに入れました。
ラテンダンスは動きが激しいので腰周りとか股の部分にね。
裾幅とかは殆どそのままだけども。。。ってでもやはり?ちょっと厚い生地なんで厚み分は入れました、ゆとりに比べると微々たる量だけどね。
あとは実際に先生にはいてもらって踊ってもらって確認して、微調整、ですな(^^ゞ
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