« NHKの取材、その後。。。 | トップページ | ミシン刺繍と私・その2 »

2007/02/04

ミシン刺繍と私

今回の取材の初めに、メーカーさんからもNHKさんからも聞かれたのが
「刺しゅうプロをどんなことに使ってますか?」

私はすかさず、自分で作る服に入れています、と答えた。
そしてそんなの当たりまえじゃん、と思ってたけど服を自分で作ることは、今の時代もうそんなに当たり前ではなくなってたね(苦笑)

話がちょっとずれるけど、私は手刺繍とミシン刺繍は別物だと思っている。
糸で図案その他を表現するという基本は同じだけど、上糸と下糸を絡ませるミシン刺繍と一本の糸を巻いたりくぐらせたりして刺す手刺繍(主にフランス刺繍)とではテイストが違うのは当然で、だから好みも分かれると思う。

私の場合、手芸好きだった小学生の頃は別として、イチから自分で服を作るようになってからは刺繍は洋服のデザインの一部となった。あくまでも着る服に入れるための刺繍、が基本なので私の作った刺しゅうデータはそれだけで見ると、キルトに使われる刺繍や額装等して飾るアート系に比べてちょっと地味かも。
服の一部として服に加わって初めて完成だから(苦笑)

ここ数年は既製服でも、手仕事の風合いを残す刺繍(実際はミシンでやってるとしてもハンドっぽさを残した風合い^^;)を施したものが流行っているようだけれど、私が全開(笑)で自分の服を作ってた学生時代=バブル末期の頃はまだハンドの匂いはあまりなかった。
バロックぽいものも流行ってたので襟やラペルに刺繍を施したスーツなんかも多かったけど、あくまでもミシン刺繍。
私も刺繍を入れたスーツが着たくてガンガン作ってたけど刺繍ミシンなどまだ無い時代だったから、手で刺繍をしたもののどうもしっくりこない感じは残ってた。
やがてパターンメーカーとして就職した先は、ブラウスメインの婦人服アパレル。
使う生地からしてファイユが殆どという、フェミニンなラインのブラウスたち。裾や袖に花をモチーフにしたカットワークを施した、デザインのブラウスも少なくなかった。
花のモチーフデザイン自体はそんなに私の好みじゃなかったけど(!)糸の渡り方、光沢の出方など、私が自分のスーツその他に入れたかったのはこんな刺繍だったな、と思いながらパターンを引いてたあの頃。
その頃、ブラザーは初代刺繍機付きミシン「サマンサ」&「ミモレ」を発売してたはず。装苑にもばんばん広告が出てたからうっすら覚えてる、あんまり目を留めることはなかったけど(苦笑)

続く(^^;)

|

« NHKの取材、その後。。。 | トップページ | ミシン刺繍と私・その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45180/13821775

この記事へのトラックバック一覧です: ミシン刺繍と私:

« NHKの取材、その後。。。 | トップページ | ミシン刺繍と私・その2 »